
天田敬子
• 母子保健研修センター助産師学校卒業
• 取得資格:介護ヘルパー2級、看護師、助産師
私は自分自身が、病院がこわかったのです。また、子どもを家でお産したので、生まれることも、死んでいくことも、ほんとうは生活の中にある、その人らしいあり方があると考えていました。40代始めで、夫ががんになり、「家にいる」選択をしてから、自分が医療関係者であっても、いろんな問題にぶつかりました。本人の気持ちをかなえていこうとした時、大変困難があることを身にしみたのです。けれども、尊い助けがあり、なんとか乗り越えていくことができました。
夫は奇跡的と言われながら2ヶ月半生き、最期は、「ありがとう」といってしずかな旅立ちでした。大変な場面はたくさんあったのに、やさしい空間と音、おいしいものをいっしょに食べて、楽しかった豊かな時間が、いまも私の心にあります。
現実に、どんなことに直面しても、ご本人の気持ちと生命が求めることを中心に、みんなで考え、手を尽くしていきたいと考えます。かけがえのない人生、死に向き合い、安心してからだをまかせていただけるようなサポートをめざして、一日一日研鑽してまいります。
亀井智代
・財団法人浅香山病院看護専門学校卒業
・取得資格:看護師
1993年、父ががんで亡くなりました。がんであることがわかった時、すでに末期で手の施しようがないと言われ、それからわずか数日後に病院にて息をひきとりました。父が入院中に受けたものは、あまりにも非人間的な対応でした。すべてにおいて機械的で、父はモノのように扱われ、動作ひとつひとつにも言葉にも、心が全く感じられなかったのです。父の死、この経験による悲しみはあまりにも深く、私は死を遠ざけ見ないようになっていました。できるだけ死に直面しないようにと職場も選んでいました。それから約10年後——————いだきしん氏との出会いにより、悲しみは癒され、いつしか父のこと、在宅でのターミナルケアがやりたいと語っていました。ちゃんと心と心の通いあう、あたたかい関係の中で仕事がしたいと求めていました。そして、同じ気持ちを持つ仲間と出会ったのです。
自分の気持ちを活かし場をつくっていくという尊い機会を得ることができ、心より感謝しています。誠心誠意心を込めてお一人お一人のかけがえのないいのちに向かい合っていきたいと考えています。苦しい中にも明るさを、そして喜びを共に感じられますようにと望み、日々歩んでゆきます。
大本公子
・上福岡高等看護学院卒業
・取得資格:介護ヘルパー2級、看護師
出会い~はじまり。
笑顔ある中で、どんな困難な時も乗り越えていくことができたなら、こころは希望であふれ未来に生きる力がわいてくるのではないかと、沢山の人々との出会いにより学びました。人と人との心が触れ合い、ぬくもりを感じたとき、こころ安らかで豊かな幸せがあります。どのような状態であっても、ご本人のお気持を最優先とし、ご家族やとりまく方々と共に生きてゆくことを考え、みなで安心して暮らしてゆくための必要なサポートを行ってまいります。
ありがとうございます。

